書店やオンラインでは、FXやEAに関する入門書やテクニック本、教科書的存在の書籍がさまざま取り扱われています。インターネット上でもMT4やEAに関する多くの情報が公開されていますが、個人のブログや発信元不明のホームページなどで信頼性に欠けるものもあります。しかし書籍であれば、著者や内容についてもより信用できると言えます。そのため入門やスキルアップのために教科書のようなものを探している場合は、書籍を参考にするのもおすすめです。オールカラーや表や図を駆使してわかりやすく説明されている書籍もあるので、インターネットだけでは理解できなかった方でも、MT4でのEAや裁量トレードに関する理解を深めることができます。

MT4でのチャート分析に関する書籍や、FXやプログラミングに関する書籍もあるので目的やレベルに応じて選択してください。そもそもFXははじめてという方は、FXに関する基礎知識をつけるためにも書籍は役立ちます。EAは自動取引とはいえ、ある程度FXやチャート分析の知識がないと適切な判断ができません。自分自身がわかりやすいと思う1冊、信頼できると思った著者の書籍などを教科書として身近に置いておくのもいいでしょう。

MT4で現在のFX口座残高や各種証拠金などを確認する方法は以下のとおりです。

  1. MT4左の「ターミナル」ウィンドウから「取引」タブをクリックする。
  2. 口座残高、保有しているポジションなどを確認できる。

残高欄に記載されている数字は、現在保有しているポジションの含み損益を含まない残高になります。これに対し有効証拠金欄に記載されている数字は、保有しているポジションの損益を含んだ残高になります。

「ターミナル」ウィンドウの「口座履歴」タブでは、過去の決済した取引などの履歴を確認することが可能です。口座残高などに関する稼働させているEAのトレード成績を確認したい場合は、レポートを出力すると確認することができます。レポートの出力方法は以下のとおりです。

  1. MT4左の「ターミナル」ウィンドウから「口座履歴」タブをクリックする。
  2. 右クリックをし「期間のカスタム設定」をクリックし、出力したいレポートの期間を設定する。
  3. 再度右クリックをし「詳細レポートの保存」をクリックし、名前を付けて保存する。

レポート内の「A/C Summary」が口座に関する詳細です。「Balance」が口座残高を示します。「Equity」が有効証拠金を示し、こちらが未確定の損益も含んだ口座残高です。

FX取引を行うにあたり、利益の確定申告が必要となります。その際にMT4で損益計算書を出力する必要があります。年間(1月1日〜12月31日)の損益計算書を出力する方法は以下のとおりです。

  1. MT4左の「ターミナル」ウィンドウから「口座履歴」タブをクリックする。
  2. ウィンドウ内で右クリックする。
  3. メニューから「期間のカスタム設定」をクリックする。
  4. 開始を1月1日、終了を12月31日に設定し、「OK」をクリックする。
  5. 指定期間の取引履歴が表示される。
  6. 右クリックして、「レポートの保存」をクリックする。
  7. 「名前を付けて保存」ウィンドウが出てくるので、保存先を指定、ファイル名を入力し、「保存」をクリックする。

これで指定した保存先に損益計算書が保存されました。見方は以下のとおりです。

表記 意味
Deposit/Withdrawal 入出金の合計金額
Closed Trade P/L 決済済みの損益合計
Balance 口座残高
Floating P/L 未決済のポジションの損益合計
Equity 有効証拠金
Margin 必要証拠金
Free Margin 余剰証拠金

確定申告を行う際にはレポートの下の方に記載のある「Closed Trade P/L」が確定損益となるので、この額を申告してください。複数のMT4を稼働させている場合は、それぞれの合計を足して計算してください。この損益計算書は、確定申告時だけでなく定期的に確認することで、EAのトレードの成績を適宜チェックするのに役立ちます。

一般的に無料で公開されているMT4のEAは、ほとんどが口座縛りの制限がかけられています。これはそのEAのロジックが無断転用されたり、ロジックを盗まれたりしないようにするためです。しかしながら、インターネット上には数え切れないほどのMT4が公開されており、その中には口座縛りなしのEAも存在します。

無料・有料EAの中にはバックテストだけしか行っていないもの、デモ口座でしかフォワードテストを行っていないものがあります。それらはEAは過去の相場だけでしか検証していない、スプレッドが反映されていないなどの理由から、実際にリアル口座で運用すると成績が悪くなるケースも多いです。口座縛りなしのEAは、そういった損失を避けるために、実装して稼働させる前に自分自身で検証するのに非常に便利です。

口座縛りがなければ、テスト運用用の少額資金で稼働させているMT4の口座で一度稼働させてから、本運用口座で運用するということができます。ただしやはりFX会社からのキャンペーンなどでのプレゼントEAは、そのFX会社の口座を活用してほしいというのが目的なので、口座縛りなしというEAはほとんどないでしょう。基本的には口座縛りがあるものと思っておいてください。